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- 2022/11/23
40代が読むべきキャリア本は?悩める女性におすすめしたい8選
育休から復帰をしたものの、今までのキャリアとはかけ離れた仕事内容に、焦りを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「責任の度合いが低く、やりがいを感じにくい」
「このままでは、成長ができない」
出産前はバリバリ活躍していた人だからこその悩みですよね。
そんな時は、優れた知恵、気づきや励ましがギュッと詰まった「キャリア本」を読むのがおすすめです。
本から得た知識や考え方は、今後のキャリアに大きな刺激となるに違いありません。
この記事では、キャリアに悩める女性へおすすめしたいキャリア本8冊を紹介します。あなたの悩みが解消される一冊に出会えますように!
- 1. 40代でキャリア本を読むのがおすすめの理由
- 1.1. モチベーションアップにつながる
- 1.2. 視野が広がる
- 1.3. 費用が安い
- 2. 悩める40代におすすめな本 8選
- 2.1. 1.苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」 森岡毅(著)
- 2.2. 2.ドリルを売るには穴を売れ 佐藤 義典(著)
- 2.3. 3.メモの魔力 The Magic of Memos 前田裕二(著)
- 2.4. 4.一流の達成力 原田メソッド「オープンウィンドウ64」 原田隆史(著)
- 2.5. 5.論語と算盤と私―――これからの経営と悔いを残さない個人の生き方について 朝倉祐介(著)
- 2.6. 6.LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲 シェリル・サンドバーグ(著)
- 2.7. 7.自分らしく働く パラレルキャリアのつくり方 三原菜央(著)
- 2.8. 8.起業のすすめ さよなら、サラリーマン 佐々木紀彦(著)
- 3. まとめ
40代でキャリア本を読むのがおすすめの理由
本には様々なジャンルがあります。小説、エッセイ、実用書など挙げればキリがありません。
その中で、ビジネス本や自己啓発本とも言われる「キャリア本」をおすすめする理由を見ていきましょう。
モチベーションアップにつながる
成功した人の経験談や考え方などが書かれているため、「何かを始めよう!」という前向きな気持ちになれます。
本に書かれた成功談は、説得力がありわかりやすいものが多いですね。
「私にもできるかも?」という希望から、モチベーションへとつながります。読み続けることで、ポジティブ思考も持続されるでしょう。
視野が広がる

一つの会社で同じ仕事をやり続けていると、得られる経験の幅は狭まり、成長に陰りが生じます。
もちろん、その分野のスペシャリストを目指すというのも一つですが、本を読めば世界を広げることが可能です。
本に詰まった様々なノウハウを知ることで、価値観や考え方が変わったり、今まで気づけなかったことに気づけたりするでしょう。
費用が安い
新しい知識やスキルを習得するにはいくつかの方法があります。セミナーやスクールを受講するのも一つでしょう。その中でも最も手頃なのが、本ではないでしょうか。
キャリア本であれば1冊1500円〜が相場で、あらゆる知識が手に入るという訳です。
何冊も購入していくと、予算的に厳しくなってしまいますよね。そんな時は、古本を買ったり、図書館で借りたりという方法もあります。
月々1,000円程度で本が読み放題になるサブスクも増えてきており、活用できそうですね。
悩める40代におすすめな本 8選

本を読むと言っても、その種類は膨大すぎて何を読めば良いか迷ってしまうでしょう。
ここからは、ポジティブ思考や解決策を見出してくれる、悩める40代におすすめしたいキャリア本を紹介していきます。
1.苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」 森岡毅(著)
USJ復活の立役者である著者は、メディアでもよく取り上げられていて知っている方も多いでしょう。
就活で悩む娘のために書きためたメモを書籍化したものとあって、経営者目線だけではなく親としての愛情が詰まっています。
「今の仕事を続けるべきか?」「やりたいことが分からない」というような悩みを持っている人におすすめ。
本の中にあるワークをしてみると、自分の軸や武器となるもの(強み)がわかり、進むべき方向が見えてくるでしょう。自身のブランディングをしっかり立て直す良い機会になります。
著者が実際に体験した話からは、マーケターとしての熱い思いが感じられますし、失敗談やどん底の境地に置かれたことからは勇気をもらえます。
折れることなく挑戦し続けたい、そう思わせてくれる本です。
▼本の詳細はこちら
https://www.amazon.co.jp/dp/4478107823
2.ドリルを売るには穴を売れ 佐藤 義典(著)
この本は、マーケティングの入門書として非常にわかりやすくおすすめです。
全体の流れは、「マーケティングに必要な理論の解説→例としてのストーリー」となっています。
ストーリーは、「新人のマーケターが、潰れそうなレストランをマーケティングする」という内容で、読みやすいうえに記憶にも残りやすいのがポイント。
この本を読むと、普段の生活の中でもマーケティングを意識するようになります。
自分が何かを買った時、逆に買わなかった時に購買行動を分析することは非常に興味深く、発見の連続です。
マーケティングに対して敏感になれることは、キャリアアップしていくのに大変有利と言えるでしょう。
マーケティングを学びたい人には、ぜひ一読して欲しい本です。
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3.メモの魔力 The Magic of Memos 前田裕二(著)
発売当初、品切れ続出だったほどの人気ぶりで、2019年最も読まれたビジネス書と言われている『メモの魔力』。
著者は、一つの事柄についてメモを100個以上取る、いわゆるメモ魔です。
メモの取り方に特徴があり、実際に起こった「ファクト(事実)」だけではなく、「抽象化」と「転用」も書き加えるという事がポイントです。
「抽象化」とはファクトを深堀りすること。「なぜ?」と考えていくことで、発見される気づきがあります。その気づきをアイデアとして行動に移すことが「転用」です。
これを著者は「知的生産のためのメモ」と記していますが、メモから生まれるアイデアと、その現実化までの流れに納得させられますね。
最初は、「知的生産のためのメモ」をとるのは少し大変かもしれません。
しかし、上手く使いこなすことで、目標達成能力はグンとアップするでしょう。
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https://www.amazon.co.jp/dp/4344034082/
4.一流の達成力 原田メソッド「オープンウィンドウ64」 原田隆史(著)
「原田メソッド」を聞いたことがありますか?
メジャーリーガーの大谷翔平選手が高校時代に実践したとして注目を浴びた、目標達成ツールです。
「目標を掲げても達成できない」という悩みを持っている人におすすめ。
この本では、目標の考え方と、「オープンウィンドウ64(OW64)」という目標シートの使い方が紹介されています。
大谷選手が実際に高校1年生で書いたOW64を始め、様々なタイプが事例として載っていて参考になります。
自分の理想の姿を目指すには、目標の細分化と可視化が有効的であることに、改めて気づかされるでしょう。
また、目標の考え方としては、自分だけではなく、他社や社会にとってもプラスとなるようなものにする、というのが重要だと書かれています。
「自分自身に対する目に見える夢や目標」と「他者や社会に対する目に見えない夢や目標」の2つに分けて考える、という訳です。正直少し時間はかかってしまいますが、時間を取って取り組みたくなります。
▼本の詳細はこちら
https://www.amazon.co.jp/dp/4894517442
5.論語と算盤と私―――これからの経営と悔いを残さない個人の生き方について 朝倉祐介(著)
まず、本のタイトルにセンスを感じますね。
そして、騎手への挑戦、東大、コンサル、スタートアップ、ミクシィ、スタンフォード客員教授という異色の経歴を持つ著者が書いたということで、さらに興味がわいてきます。
経営に対する視点やキャリアに対する考え方などが書かれていますが、自身の経験に基づいた言葉の数々は説得力があり、何だか応援をされているような気持ちになります。
また、スタートアップにおける資金調達や金融市場の仕組みなど、実務上で必要な知識についても書かれているので、スタートアップを考えている人には特に参考になるでしょう。
他にも、新しいことにチャレンジしていく中で、ぶち当たりそうな壁についてのアドバイスなども書かれており、学びの多い本です。
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https://www.amazon.co.jp/dp/4478069050/
6.LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲 シェリル・サンドバーグ(著)
家庭と仕事の両立に難しさを感じている人は、きっと感銘を受けるであろうおすすめ本です。
本書は、FacebookのCOOシェリル・サンドバーグの著書で、全世界で160万部を突破した大ベストセラーです。
「LEAN IN」とは、「一歩を踏み出す」という意味。
自分の目標に向かって果敢に進むための本であると著者は言います。
女性でありながら世界で最も影響力のある1人と言われる著者が、家族を持ち、子育てをしながら現在の地位に上り詰めるまでの実体験は、様々な苦労があり、勇気をもらえます。
日頃から自分を過小評価しがちな女性は、育休明けで復帰した際、家庭と育児をこなすため無意識に仕事をセーブしてしまう傾向にあると書かれています。言われてみれば身に覚えがあるという方は多いのではないでしょうか。
キャリアアップが望めない原因が、実は自分自身のブレーキによるものだとは、大きな気づきになりますね。
「自分がこれから成長し、可能性を広げていくためには自分自身をもっと信じなければならない」という言葉は、とても心強いものです。
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7.自分らしく働く パラレルキャリアのつくり方 三原菜央(著)
パラレルキャリアとは、ひとつの企業にこだわらず複数のキャリアを形成する考え方です。
まだまだ家庭や育児など、自分中心ではない事柄で生活を左右されることが多い女性。
そんな中でも自分と向き合い、今後の人生をどのように生きるか、仕事はどんな風に続けていきたいかをしっかり考える人が増えています。そこで選ばれるのが自分らしく働けるパラレルキャリアです。
5枚の名刺を持つパラレルワーカーとして活動中の著者の体験と、22名のパラレルワーカーへのインタビューが掲載されています。
・パラレルキャリアを始めるにはどうしたら良いか?
・軌道にのせるには?
そんな疑問に対しては、成功のための時間の管理方法や、お金の使い方など具体的なノウハウが記されています。
新しい働き方、生き方へ一歩踏み出したいという人におすすめ。
自分の価値観をしっかり見つめ直す機会にもなるでしょう。
▼本の詳細はこちら
https://www.amazon.co.jp/dp/B07MCGYR72
8.起業のすすめ さよなら、サラリーマン 佐々木紀彦(著)
起業が珍しくなくなってきた昨今。
次々と成功をしていくモデルケースを見て、将来は起業をしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
この本は、サラリーマンとして成功してきた著者が起業をするに際して、悩んだことや知りたかったことをベースに書かれています。100人を超えるプロフェッショナルたちの成功の秘訣をインタビューで徹底取材。
様々な経験談が詰め込まれた、まるで教科書のような本です。
この本を読んでいくと、毎日ゆるく生きていてはダメだとお尻を叩かれた気分になり、日々の行動に違いが出てくるでしょう。
少しでも起業を考えている人はもちろん、起業には興味がなかった人にも様々な気づきを与えてくれます。
やる気さえあれば、何歳でも起業はできるという勇気をくれる本です。
▼本の詳細はこちら
https://www.amazon.co.jp/dp/4163914595/
まとめ
何か悩みがある時だけでなく、新しいことにチャレンジしたい時もぜひ本を読みましょう。
一人であれこれ考えても答えは出ないもの。
色々な本を読むことで様々な考え方に出会えて、きっと良い気づきが見つかります。
また、自分の可能性を見出し、自分を変えるきっかけを作ってくれることも。
新しい自分が見つかるかもしれません。自分らしい人生や働き方に向けて、前進しましょう。
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(文:月山なつ)