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- 2023/01/11
40代で仕事のモチベーションが下がる原因は?解決方法を紹介!
40代は、20代~30代で培った経験を活かして、バリバリ働く時期です。
しかし、「なんとなくやる気がでない」「仕事に身が入らない」と悩む人が増える時期でもあります。
なぜ40代になって、モチベーションが下がってしまうのでしょうか。
せっかく働くのなら、楽しく仕事ができる方が良いですよね。
この記事では、40代でモチベーションが下がる原因と、自分らしくイキイキと働くための方法をご紹介します。
40代「モチベーションが下がる」原因は?ほとんどの人が陥る可能性も。
「人生100年時代」「生涯現役」が叫ばれている現代。
少子化による労働者不足も相まって、今後ますます働く時間は長くなるでしょう。
働く時間が長くなると、仕事に対するやりがいや熱意がうすれていき、モチベーションが下がってしまう人が増える可能性があります。
これは、キャリアの折り返し地点である40代で起こりやすい現象でもあります。
ここでは、40代でモチベーションが下がってしまう原因を考えていきます。
環境や人間関係の変化
40代といえば、仕事やプライベートにおいて、自分の役割に変化が起きやすい時期です。
例えば、下記のようなさまざまな変化があります。
・職場のリーダーや管理職につく
・出産し、子育てが始まった
・子育てが一段落した
・親の介護が始まった
こうした変化の中で、慣れ親しんだ環境や人間関係が変わってしまい、これまで以上にストレスを感じてしまう場合もあるでしょう。意識が他へ向くことで、仕事への熱量が減り、モチベーションが下がる原因となります。
成長の限界を感じる
40代はある程度経験を積んで、目標としていたことが達成されてくる時期です。
同時に「成長」「伸びしろ」という感覚がなくなり、モチベーションが下がることがあります。
20代~30代はできないことをクリアしようと、がむしゃらに突っ走る時期です。目標に挑戦し達成していく中で、自らの成長を感じ、さらにモチベーションが上がっていきます。
一方、40代では社会人生活も長くなり、社会における自分の将来や立ち位置がある程度みえてきます。現実的になり、新しいことに挑戦することを躊躇する人も増えてくるでしょう。
自分の伸びしろや成長の限界を感じ、挑戦することをやめてしまうことが、モチベーションの低下につながってしまいます。
今後の人生について考え始める時期

まっすぐ前だけをみて突っ走っていた20代~30代。
40代になり、次第に目標が達成され、目指すものがなくなってくると、ふと気づいた時にはぽっかりと穴が空いたような感覚に陥ることがあります。
「あれ、私のやりたいことってなんだった?」
「私の人生、このままで良いのだろうか?」
「私はこれから何をして過ごせば良いのだろう?」
「これからもずっと、この仕事を続けていくのかな」
今後の自分の人生について考え始めるのと同時に、今の仕事に対して疑問や停滞を感じ、意欲が低下してしまいます。
ホルモンバランスの変化
やる気がでない原因のひとつに、ホルモンバランスの変化があります。
いわゆる「更年期」です。
40代を過ぎると、女性ホルモンの分泌が著しく低下し、さまざまな不調が起こります。
多くの女性が経験する更年期の症状に「やる気がでない」「仕事に身が入らない」などの精神症状があります。
他にも身体的・精神的にさまざまな症状があるので、いくつか当てはまる場合は、更年期が原因かもしれません。
参照:更年期障害|公益社団法人 日本産科婦人科学会
モチベーションを保つためにはどうすればいい?
マイナビの転職動向調査によると、60歳以上まで働き続けたい40代女性は86.6%にのぼります。また「何歳まで働きたいか」という質問では、平均64.4歳という結果が出ています。
つまり、今働いている女性のほとんどが、あと20年ほどは働き続けたいという意思があるということです。長く働き続けるには、モチベーションが下がったままでは難しいですよね。
では、どうすればモチベーションを保ち、楽しく働き続けることができるのでしょうか。
ここでは、やる気に満ち溢れ、イキイキと働くための方法をご紹介します。
参照:マイナビ 転職動向調査 2022年版
一人で抱え込まない
一人で考え続けていると、どんどんネガティブな方向へ走る傾向があります。
思いきって、信頼している家族や友達に話してみるのがおすすめです。
誰かに話すと、自分の考えが整理され、気分もすっきりします。
まとまりがなくても大丈夫。
思っていること、考えていること、悩んでいること、全て吐き出してしまいましょう。
自分の内面を人に話すことは、とても勇気がいります。
しかし、驚くほど効果があるので、ぜひ試してみてください。
自分がどうありたいかを考える
一度立ち止まって、自分と向き合ってみるのもおすすめです。
今感じている不安や悩み、理想の生活スタイルなどを思いつくままにノートに書き出してみてください。
可視化することで、自分が本当に望んでいるものやモチベーションが下がっている原因がみえてきます。原因が分かったら、アクションプランを考えましょう。
例えば、ワクワクが足りないことが原因なら、新しいことを始めてみるのも良いですね。
いつもと違う通勤経路にしてみる、行きたかったレストランへ行く、資格の勉強を始めるなど何でも良いです。
ワクワクすることが増えれば、モチベーションも回復するはずです。
自分らしい働き方にシフトする

モチベーションを上げるために、思い切って働き方を変えることもポジティブな選択の一つです。
40代から新しい仕事につき、活躍の幅を広げている人も多くいます。
ここでは、働き方を変える3つの方法をご紹介します。
この中のひとつでも当てはまる方は、ぜひ検討してみてください。
・本当はもっとやりたい仕事がある
・働く場所や時間が自由なフリーランスに興味がある
・このまま、ただ時間が過ぎていくのは不安
・自分に合った環境を見つけたい
・充実感を得られる仕事がしたい
■転職する
転職は、働き方を変えるために、最も一般的で取り組みやすい方法です。
以前は「転職限界年齢」「35歳の壁」という言葉があるように、年齢が上がるにつれ、転職は難しくなるといわれていました。
しかし、最近では、転職者の6割が35歳以上という統計データもあり、ミドル層での転職者も増えてきています。ただし、40代は即戦力を求められるため、転職には業種選びや戦略が必要な場合があります。
参照: 総務省統計局 労働力調査 年齢階級別転職者数及び転職者比率(エクセル:21KB)
■複業(副業)する
いきなり新しい仕事に変えるのは不安という方は、複業(副業)という選択肢もあります。
会社員の方であれば、毎月の給料を確保しておけるので、気持ちに余裕をもって始めることができます。
ただし、本業+複業で働く時間が長時間に及ぶので、スケジュールや体調管理はしっかりとしていく必要があります。
■起業・フリーランスとして働く
「多様で柔軟な働き方」へシフトしつつある現代。起業したり、フリーランスとして働いたりしている人も増えてきています。
自分の経験を活かして、自分のやりたいように、好きな場所で、好きな時間に働く。
起業やフリーランスという働き方は、自分のライフスタイルに合わせて働けることが大きな魅力です。
一方で、自分で仕事を見つけなければならないので、大変なこともあります。最初は苦労することもあるかもしれません。
しかし、苦労しながらも、今より楽しく、充実した日々を送ることができるでしょう。
何にも縛られることなく、自由に働きたいという方は、ぜひ起業やフリーランスという働き方も選択肢の一つとして検討してみてください。
モヤモヤしたときこそ、生き方を見直そう
モチベーションが下がっていたり、やる気が出なかったりすることは、ネガティブな思考のように思えます。
しかし、実は「人生を改めて考える時期がきた」という合図。
いったん立ち止まって、これまでを振り返り、自分の人生を生きることを考えるタイミングなのです。
「今の自分を受け入れて、自ら変化し、新たなキャリアを形成していく」
アクションを起こせば、人生は変わります。
疲れてしまったときは休むことも大切です。何もしない時間を作ってみましょう。
人は何もしていないときにこそ、アイデアが浮かぶものです。
ふとした時に、やりたいことが思いつくかもしれません。
まとめ
40代で多くの人が陥る「モチベーションの低下」。
モチベーションが下がったり、やる気が起きなかったりすることは、良くないことのように感じてしまいますよね。
しかし、考え方を変えれば「人生の転換期」ともいえます。
転換期をうまく乗り越えて、チャンスをつかみ取りましょう!
とはいえ、一人では難しい、どうすれば良いかわからない、という方も多いのではないでしょうか。そんな方は、専門家による個別サポートを利用してみるのもおすすめです。
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(文:野井楓禾)