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2024/11/28

自分のことを詳しく知ろう!「自己理解」を深める3つの方法とは

40代女性の多くは、家事育児や仕事で忙しい日々を送っていて、自分のことを後回しにしているのではないでしょうか。


その結果、次第に自分を見失ってしまい、悩みやストレスを抱え込みやすくなることがあります。


環境をすぐに変えるのは難しくても、自分を詳しく知ることでストレスの軽減に繋がるかもしれません。


具体的には、「自己理解」を深めるのがおすすめです。


本記事では、自己理解が浅いことで起こるデメリットと深めるメリット、自己理解を深める3つの方法を詳しく説明します。


ぜひ最後までご覧いただき、自分らしく充実した日々を過ごす一歩を踏み出しましょう。

自己理解とは

自己理解とは、自分自身の性格(長所・短所、気質、思考)や価値観を他者からの意見も含めて深く知り、自分の性質として受け入れることです。


自己理解と似た言葉に「自己分析」がありますが、それぞれ異なる意味を持ちます。


自己理解は、自分自身の内面を掘り下げて「自分らしさ」の理解を深めること。


一方で、自己分析は主に就職・転職活動の一環としておこなわれ、自分の過去の経験やスキルをもとに適した職種や業界を分析することです。


自己分析は、自己理解を深める手段の一つとしても挙げられます。

自己理解が浅いことで起こるデメリット

ここでは、自己理解が浅いことで起こる3つのデメリットを詳しく説明します。


当てはまるものはないか、ぜひチェックしてみてください。

デメリット1.仕事がうまくいかない

自己理解が浅いと、自分の意見が思うように伝えられなかったり、他者の意見が理解できなかったりします。


そのため仕事をする上で重要な「報告・連絡・相談」がうまくできず、自分の評価が下がるだけでなく周囲に悪影響を与えてしまうかもしれません。


また自分を過大・過小評価してしまい、思ったように成果が出ないケースもあるでしょう。


自分では成果が出ない原因がわからないので、他者からの注意を素直に受け入れられず、「なぜか仕事がうまくいかない」と感じてしまうかもしれません。

デメリット2.人間関係でトラブルを起こしやすい

人間関係でトラブルを起こしやすい方は、自己理解が浅いことが原因かもしれません。


自分の特性が理解できていないと、感情のコントロールが苦手になり、他者にマイナスな印象を与えてしまうことも。


自分の感情がコントロールできないと、他者の感情を理解することも難しく、信頼関係を築くことが困難になるでしょう。


他者とのコミュニケーションに苦手意識を持ってしまうと、人と関わることに抵抗を感じるようになり、自己肯定感が低下する要因にもなります。

デメリット3.ストレスを抱えやすい

仕事がうまくいかなかったり、人間関係でトラブルを起こしたりすると、当然ながらストレスを抱えやすくなります。


自己理解が浅いままだと、自分の失敗やトラブルの原因がわからず、ストレスへの適切な対処が難しくなるでしょう。


さらに自分の感情や意見に自信が持てなくなると、様々な情報に振り回され、常に不安で落ち着かなくなってしまいます。


不安な気持ちを抱えることは、心身ともに大きな負担となり、体の不調に繋がることもあるでしょう。

自己理解を深めるメリット

自己理解を深めるメリットは、数多くあります。


ここでは、3つの代表的なメリットを詳しく説明しましょう。

メリット1.自分の特性や強み・弱みを深く知ることができる

自己理解を深めると、今まで意識していなかった「自分らしさ」を掘り下げることができます。


過去の成功体験や失敗談などを振り返り、あらためて言語化することで、自分の特性や強み・弱みが可視化されるでしょう。


特に成功体験を言語化することは、自分に自信を持つための一歩となり、自己肯定感の向上にも繋がります。

メリット2.他者とコミュニケーションが取りやすくなる

コミュニケーション能力が高い方は、「自分の考えを正確に伝えられる」「他者を尊重して話が聞ける」などのスキルを持っています。


そのようなスキルを高めるためには、自己理解を深めることが欠かせません。


まずは自分自身を知っておかないと、他者を尊重することが難しくなるからです。


自分の感情や意見を正確に理解して、他者との共通点や相違点を感じ取れるようになると、コミュニケーションが円滑になるでしょう。

メリット3.ストレスと上手に付き合える

ストレスと上手に付き合うためには、感情のコントロールができることが大切です。


感情のコントロールが苦手な方は、イライラしやすかったり、不安を感じやすかったり不安定な精神状態になりやすいです。


自分の特性を理解すると、「イライラしている自分」「不安を感じる自分」を客観視できるようになります。


自分を客観視できると、感情に振り回されずに冷静な判断ができ、心身ともに安定して過ごすことができるでしょう。


心身が常に安定している方は、ストレスを抱えにくくなります。

自己理解を深める3つの方法

ここからは、実際に自己理解を深める3つの方法を詳しくご紹介します。
気軽に取り組みやすい方法を厳選していますので、ぜひお役立てください。

1.「自分史」をつくり、過去の経験を振り返る

自己理解を深めるには、過去の経験から学んだことや、培ってきた価値観を振り返ることが大切です。


そのために、「自分史」をつくるのをおすすめします。


自分史は、年表をイメージして、過去の自分の経験を時系列に沿って書いてみましょう。


人生の転機となったような大きな出来事はもちろん、小さな出来事にも目を向けて、その時の感情なども言語化して書き出すのがポイントです。


自分の経験や感情を客観視すると、行動パターンや価値観、強み・弱みが認識しやすくなります。

完成した自分史を見ると、思っていたよりもいろいろな経験をしていることがわかり、自信に繋がる方が多いのではないでしょうか。


自分史と聞くとハードルが高く感じるかもしれませんが、ノートに気軽に書いてみるだけでも問題ありません。自分のことを知る第一歩として、ぜひ挑戦してみてください。

2.「他己分析」を通じ、新たな視点を得る

「自分が見る自分」と「他者から見た自分」が、完全に一致するという方はほとんどいないでしょう。


そのため、自己理解を深めるには「他己分析」も欠かせません。


他己分析は、他者(第三者)から自分の性格の特徴や長所・短所などを聞き、自分を客観的に分析することです。


まずは身近な家族や友人からお願いして、可能であれば複数人から意見をもらうと効果的でしょう。


他己分析は質問形式でおこないますが、曖昧な回答にならないように具体的な質問の準備が必要です。


次に質問の具体例を挙げます。


・第一印象は?
・長所・短所は?
・性格を一言で表すなら?
・向いていると思う職種・業界は?
・印象に残っている出来事は?


他者からの意見を聞くことで、自分の良さを再発見できたり、短所を知って改善できたりします。
具体例を参考に、信頼できる人達の意見を聞いてみてください。

3.「読書」で知識を深め、思考力を鍛える

思考力は「自分の知識や経験をもとに物事を考える力」のことで、自己理解を深めるために重要です。


思考力が身についていると、自分の意見や考えを整理して他者に伝えられますし、相手の意見もスムーズに理解ができるようになります。


思考力を鍛えるには、読書を通して知識を深めるのが効果的です。


読書に苦手意識がある方は、ジャンルにこだわらずに読みやすいものを選びましょう。


重要なのは、「読書そのもの」を目的にするのではなく、「その本からどのような知識を得たいか」を明確にしてから読み始めることです。


そして本の中で気になった箇所は、ノートやスマートフォンなどにメモをするように習慣づけると良いでしょう。


読書が習慣化できると、知識が増えて物事を考える力が鍛えられたり、想像力が豊かになったり、自己理解を深めるためのスキルが自然と身につきます。

まとめ

自己理解を深めることは、これからの長い人生で、自分自身とうまく付き合うために大切なプロセスでしょう。


特にストレスを抱えやすい方は、自己理解が浅いかもしれません。


少しずつでも良いので、自己理解を深める方法を試してみてください。


本記事では、自己理解が浅いデメリットと深めることのメリットに加え、自己理解の深め方を詳しく解説しました。


ぜひ参考にして、自分らしく充実した日々を過ごしましょう。


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(文:深川あかね)