- column
- 2022/08/17
ワーケーションするなら起業が最適!働き方や起業のメリットを解説
子育てと仕事のバランスを取りながらやっていきたいとお考えの方の中には、以下のことにお悩みの方も多いのではないでしょうか。
「家族と過ごす時間をもっと取りたいけれど、仕事も続けたい」
「どこでも仕事ができたらもっと家族との時間を取れるのではないか」
時間・場所の拘束がある会社員の場合、自由に働くことは難しいです。そんな中、上記のようなお悩みを解決する方法の一つが、起業してワーケーションをすること。
今回はワーケーションとはどういったものか、そして起業と組み合わせることでどのように子育て世代の悩みを解消できるのかを解説します。
- 1. ワーケーションとは?
- 1.1. ワーケーションの定義
- 2. 4つのワーケーションの種類
- 2.1. ①地域で働くワーケーション
- 2.2. ②地方移転促進のワーケーション
- 2.3. ③移住・定住促進のワーケーション
- 2.4. ④休暇取得促進のワーケーション
- 3. ワーケーションはどんな人がしてる?
- 4. ワーケーションに適した働き方は?
- 4.1. 自分でスケジュールを決められる働き方
- 4.2. 場所にとらわれていない働き方
- 5. ワーケーションをしたいなら起業がおすすめ!起業するメリットは?
- 5.1. スケジュールを自分で組みやすい
- 5.2. 職種によっては場所にとらわれないで働ける
- 6. 起業する方法は?
- 6.1. ①複業からはじめてみる
- 6.2. ②専門のスクールで学ぶ
- 7. まとめ
ワーケーションとは?
そもそもワーケーションとはどういったものなのか、どういった種類があるのかを確認すると、自分に合ったワーケーションスタイルを見つけやすくなります。
ここでは、ワーケーションの定義と種類をご説明します。
ワーケーションの定義
観光庁によるワーケーションの定義は下記のとおりです。
“Work(仕事)とVacation(休暇)を組み合わせた造語。テレワーク等を活用し、普段の職場や自宅とは異なる場所で仕事をしつつ、自分の時間も過ごすこと”
引用:観光庁
https://www.mlit.go.jp/kankocho/workation-bleisure/
コロナ禍でテレワークが普及して、職場に出社しなくても仕事ができるようになりました。働き方改革や観光業へのコロナ禍での影響、家族との過ごし方の見直しが進み、ワーケーションが注目されてきています。
4つのワーケーションの種類
日本テレワーク協会によると、ワーケーションは下記の4つに分けられます。
1. 地域で働くワーケーション
2. 地方移転促進のワーケーション
3. 移住・定住促進のワーケーション
4. 休暇取得促進のワーケーション
どういった形のワーケーションが自分に合うかを確認しておくと、実際にワーケーションしたときの違和感は少なくなるでしょう。
参考:一般社団法人日本テレワーク協会
https://japan-telework.or.jp/workation_top/definition/
①地域で働くワーケーション
「テレワークの「場所を有効活用する」という定義に、地域(都市部、地方部)という分類を適用。地方ならではの環境で一定期間働くこと」と日本テレワーク協会では定義されています。
事業創造や開発など普段とは違う環境が刺激になり、仕事にいい影響が出ることが期待されています。なお、長期出張や出向もこちらに当てはまります。企業・団体等、個人事業主等、個人での利用に適しているとされています。
②地方移転促進のワーケーション
「企業などがより高い成果、従業員の確保や採用、地域ならではの協業、事業継続などそれぞれの目的で、オフィスを地方に設置ないしは分散すること」と日本テレワーク協会では定義されています。移転のために試しにその地方で働いてみる、ということも含まれます。
企業・団体等での利用に適しているとされているとおり、仕事と休暇のバランスでいうと休暇色は少ないものだと言えるでしょう。
人材派遣のパソナグループが淡路島に本社を移したことが注目されましたが、こちらの例は地方移転促進のワーケーションに当てはまります。
③移住・定住促進のワーケーション
「移住や定住を希望する個人などが、二地域居住などを通じて、働きながら地方での生活の場を持つこと」と日本テレワーク協会では定義されています。
テレワークの普及で二拠点生活を行う人の特集をテレビで見た方もいるかもしれません。この働き方はまさに、都心と地方での生活を送りたい方に向いているでしょう。仕事と休暇のバランスでいうと、休暇というよりは普段の暮らしという観点で捉えた方が良さそうです。
個人事業主等、個人に適していると定義されています。
④休暇取得促進のワーケーション
「個人などが平日を含め長期休暇を取得できるよう、便宜的にテレワークを実施すること」と日本テレワーク協会では定義されています。
家族との時間をとりつつ、仕事もしたい方は、この考え方がしっくりくるのではないでしょうか。たとえばリゾートホテルに家族と一緒に来てアクティビティを楽しみつつ、仕事の時間も取るようにする、これも立派なワーケーションです。時間の融通がつく起業家やフリーランスに向いているとされています。
ワーケーションはどんな人がしてる?
ワーケーションは実際にどのような人がしているのか気になる方も多いかもしれません。ここでは代表的な利用者層をご紹介します。前提として、PCとインターネット環境さえあれば仕事ができる方に限られているということは覚えておいた方がいいでしょう。
まず挙げられるのは会社員の方です。
週末の休日と平日を組み合わせて仕事と休暇を楽しむ方、前述した地域で働くワーケーション、地方移転促進のワーケーションを会社主導で行っている方もいます。会社員として働いている以上、仕事と休暇のバランスは仕事に重きをおくことが多くなるでしょう。
次に、フリーランスとして働く方もワーケーションを行っています。
クライアントのもとを訪れなくていい、クライアントへの納品の時期などが調整できれば比較的自由に仕事と休暇のバランスを取っていけるでしょう。
また、起業家の方もワーケーションしやすいです。
自分で事業を行っている起業家は、フリーランスと同様に仕事の調整ができれば比較的自由に仕事と休暇のバランスを取っていけます。
最後に、複業をしている会社員の方の中にはワーケーションを行っている方もいます。平日は会社勤めをしつつ、休日に複業の仕事と休暇を楽しむことができます。
ワーケーションに適した働き方は?
どのような働き方をすれば、家族との時間を増やしつつ自分の仕事もすすめられるのでしょうか。ここでは、一番家族との時間が取りやすいワーケーションに適した働き方を紹介します。
自分でスケジュールを決められる働き方
家族と一緒の時間を取りたい場合、大切なのはスケジュールを合わせられることでしょう。
土日祝日が家族の休みなら、その時を自分で休みにできるといいですね。
また、子どもが長期休暇に入ったときに配偶者とともに平日に休みを取らなければいけないかもしれません。自分の仕事のスケジュールを休日にも平日にもできる柔軟な働き方の場合、ワーケーションに適していると言えます。
自分の仕事が立て込んでいたとしても働く時間帯が縛られていない場合、ワーケーション先で家族との時間を取りやすいでしょう。例えば、日中は子どもたちとアクティビティに参加するなどして休暇を楽しみ、夜子どもが寝てから集中して働くと言った具合です。
そういった意味でも、自分で仕事と休みのスケジュールを決められる働き方はワーケーションに適しています。
場所にとらわれていない働き方
仕事をする場所にとらわれていない働き方でなければ、ワーケーションはできません。PCだけで仕事が完結する場合、特に仕事をしやすいでしょう。
たとえば家族で遠方に旅行に行った場合でも、旅行期間や行先に制限がかかりにくくなります。
ワーケーションで家族との時間も仕事も充実させたい場合は、PCとインターネット環境があれば完結できる仕事という観点で働き方を探してみるといいですね。
ワーケーションをしたいなら起業がおすすめ!起業するメリットは?
仕事と家族との時間のバランスを取るには、
・ワーケーションという選択肢があること
・ワーケーションをするならどのような働き方が適しているか
ということをお伝えしてきました。ここではワーケーションに一番適している「起業」という働き方についてメリットとともにお伝えします。
スケジュールを自分で組みやすい
自分自身で事業を行う場合、スケジュールの決定権があるのは自分です。休暇をとるのも自由ですし、仕事をいつするのかも自分次第だと言えます。
クライアントから依頼されるものを納品する仕事だとしても、自分で仕事のスケジュールを組めるものだとワーケーションに適しています。
また自分の商品サービスを提供するスタイルなら、完全にスケジュールは自分次第です。極端な話「家族と休暇を楽しむために1か月は休む」というスケジュールも可能。臨機応変に家族との予定を組みたい方に、起業はおすすめです。
職種によっては場所にとらわれないで働ける
起業をするといっても、店舗を構えたり大がかりな道具が必要な場合はワーケーションはしづらいでしょう。しかし、ライターやコンサルタント、デザイナーなどPCとインターネット環境さえあれば仕事が進められる職種の場合は場所にとらわれずに働けます。
ワーケーションしたいのであれば、働く場所や時間の制限が少ない仕事で起業するのがおすすめです。
起業する方法は?
現在育休中の方や会社員の方の場合、いったいどうやったら起業できるのか疑問をお持ちの方も多いでしょう。ここでは、まったく起業に縁のなかった方でもはじめやすい起業の方法を解説します。
①複業からはじめてみる
複業からはじめてみるのは、起業を考える方にとってチャレンジしやすいのではないでしょうか。
本業をやりつつ、自分にはどういったことが向いているのか探りやすいのが複業です。安定した収入があるからこそ、初めてのことに挑戦しやすいでしょう。スキルアップをするための講座やスクール、書籍などの費用も本業の収入があると支払いやすいかもしれません。
複業をはじめたばかりだと、本業の後や休日に複業に割く時間が多くなることも考えられます。しかし、仕事内容に慣れたりスキルアップ、効率化ができてくると複業の時間も調整しやすくなってきます。
はじめてすぐにワーケーションをするのが難しかったとしても、家族との時間とバランスを取りやすいため、複業からはじめてみるのはおすすめです。
②専門のスクールで学ぶ
まとめ
家族との時間と仕事のどちらも充実させたい方には、ワーケーションがおすすめです。仕事と休暇のバランスを取って働きたい場合、起業や複業は選択肢の一つになります。
自分とライフスタイルのベストバランスを見つけるには、現在の状況から何か一歩踏み出すことが大切です。
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(文:春木ゆり)