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2023/11/16

女性のベストな働き方とは?理想の働き方を見つける10のポイント

新型コロナウイルスの流行は、働く女性の意識に多大なる影響を与えました。コロナ禍をきっかけに働き方を見直したり、変えたいと思ったりしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。


今の働き方を変えたいと思った時、どうすればいいのでしょう?
また、「ベストな働き方」と聞いて、どのような働き方を想像しますか?


歩みたい人生が人それぞれであるのと同じで、理想の働き方についても思い描く像は人によって異なるでしょう。

「働き方を変えたいけれど、何から始めればいい??」

この記事では、そんな悩みをもつ方へベストな働き方を見つけるポイントを紹介します。

働く女性を取り巻く環境 

女性が働くことは今や当たり前になっていますが、そんな中でも働く女性を取り巻く環境は厳しいのが現状です。

女性にとって理想的でベストな働き方を見つけるためには、現状の問題点を把握したうえで、解決策を見つけていく必要があるでしょう。

■働く女性が抱える問題 

個人によってさまざまではあるものの、働く女性が抱える問題として多くの人がぶち当たる壁は「女性特有のライフイベントによる、キャリア形成の立てにくさ」です。

主な女性特有のライフイベントとは、妊娠・出産・育児・介護などが当てはまります。
これらは、本来女性だけが担うものではありませんが、まだまだ女性の役割という考えが根強く残っています。

また、「男性社員との待遇差」に悩みを抱えている人も多いでしょう。男性に比べて女性の給与が低かったり、昇進がしにくかったりと男女差のある企業もいまだに少なからず存在します。

■女性が思う本当の働きやすさ

女性が思う本当の働きやすさが何を指すのかは、一概には言えません。

産休・育休制度が設けられるなど、労働環境が整っていることが前提と思われがちですが、それがすべてではなく、個人の能力が発揮できるかが重視ポイントだったり、ワークライフバランスの良さが第一優先だったりと、個人個人で異なるでしょう。

仕事を通じて実現したいことがあり、仕事=生活だという考えの人もいれば、仕事は趣味に使うお金を捻出するためだけの手段としている人もいます。

要は、ライフスタイルや仕事に対する向き合い方などが違えば、本当の働きやすさも人によって異なるという訳です。

■働き方の種類

働き方にはさまざまな種類があります。

・正社員
・契約社員
・派遣社員
・アルバイト・パート
・副業
・起業
・フリーランス

メインとなる仕事を決めずに複数の働き方を組み合わせるのも一つですし、会社員から業務委託に形態を切り替えるのも一つです。

2021年にフリーランスへ転向した筆者は、会社員時代の仕事をそのまま請け負いながらライターとの兼業をしていますが、今の自分にとってベストな働き方であると感じています。

自分自身に合う働き方を見つけるためには、さまざまなパターンを実際に試してみるのも一つです。

ベストな働き方を見つけるための10のポイント

働く女性が抱える問題や求める働きやすさは、人によって異なります。ベストな働き方を見つけるためには、それぞれのライフスタイルや仕事への想い、想い描く将来などあらゆる視点から考えるのがおすすめです。


1. 人生をトータルで考える

ベストな働き方を考えるときは、

「どんな環境で、どんな服を着て過ごしたいか?」
「家族や子供とどう過ごしたいか?」
「どんな気持ちで人生を送りたいか?」など、

仕事だけではなく人生をトータルで考えてみると良いでしょう。
40代は仕事でも家庭でも、自分以外の何かに振り回されることの多い年代です。

だからこそ、それに忙殺されることなく、人生全般において自分の時間をどう使っていくか、価値観に基づいてイメージしていくことは重要です。


「バランスホイール」という目標管理の方法をご存知でしょうか。
バランスホイールは、自分にとって大切だと思う8つの項目を決め、目標となる理想の状態を設定するフレームワークのこと。

項目ごとに、Have to(やらなければならない)ではなく、Want to(やりたいこと)で目標を設定していきます。そうすることで、理想を多角的に描くことができ、それを達成するためにどうすべきかを考えられるようになるでしょう。

2. 経済状況を把握する

たとえば、あなたにとってベストな働き方が起業だった場合、初期費用がかかったり収入が入るまで時間がかかったりします。お金の心配を少なくするためにも、現在の貯蓄額や経済状況をチェックしておくことは欠かせません。

また、40代というと老後を意識し始める年齢でもあります。老後を不自由なく過ごすためにはどの程度の資金が必要かを頭に入れておかなければなりません。

それ以前に40代は子供の教育資金や住宅ローンなど出費もまだまだ多いことが一般的。理想を追いかけるあまり、通常の生活が成り立たなくなってしまっては本末転倒です。

病気やケガによる長期休養や想定外の収入減少など、不測の事態があった場合に備えて生活防衛資金を確保しておく必要もあるでしょう。

3.自分の性格を把握する

あなたはどんな状況で一番力を発揮しますか?
あなたはどんな状況に不安を感じますか?

自分の性格に合わない働き方は挫折の原因になってしまいます。自分の性格を改めて分析してみることは、ベストな働き方を見つけるために必要不可欠です。

「人とコミュニケーションを取るのが苦手」
「黙々と集中して作業をすることが得意」

そんな方が営業職を選ぶことは考えにくいでしょう。ほかにも、体を動かすことが好きな方がデスクワーク中心の職業に付けば、きっと毎日が苦痛になってしまいます。

4. 優先順位をつける

自分にとって何が優先か順位付けをし、その優先事項から実践していくという考え方も大切です。
優先事項は人によってさまざまです。


キャリアが最優先事項の人もいれば、家族との時間は削れないという人もいるでしょう。
人間関係は欠かせないという人もいるかもしれませんし、身体の健康が保たれてこそという考え方もあるでしょう。


また、同じ人でもその時その時の状況によって優先順位は変わる可能性があります。
筆者が一昨年前に融通の利くフリーランスという道に転向したのは、子供の成長が理由でした。


小学校高学年になったタイミングのため、「今までフルタイムの正社員で頑張ってきたのになぜ?」と言われることが多かったのですが、そう遠くない巣立ちを感じる機会が増え、今しかない子供との時間を最優先にしたいと考えたからです。

5.理想の働き方を明確にする

理想の働き方を明確にするためには、以下のような内容を選択するとよいでしょう。


・労働日数・時間
・勤務地
・収入

まずは、一週間にどのくらい働きたいか、働けるかを決める必要があります。企業で働く場合の勤務形態は、大きく分けると「フルタイム勤務」「時間短縮勤務」の2つから選ぶことになるでしょう。どちらを選ぶかによって、収入や待遇、働き方が変わります。

勤務時間には含まれない通勤時間も重要なポイントです。場所によって通勤時間は大きく変わることから、勤務地によっては勤務時間を短くしなくてはならないかもしれません。

また、子供が小さい場合は突発的な事態が起こった際に対応できる距離が望ましいでしょう。

収入については、どのくらいの収入を得たいかを考えるのはもちろん、各家庭の事情によって扶養内におさめたいか扶養の範囲外まで働くかで、働き方は大きく変わります。

6.「やりたくないこと」を明確化する

理想の働き方と言っても、漠然としか思い浮かばないという人におすすめなのが、「やりたくないこと」の明確化です。

人は「やりたいこと」よりも「やらなければならないこと」や「やりたくないこと」が多くなると、疲弊していき、充実感や満足感からかけ離れていきます。

まずは「やりたくないこと」を明確にすることで、潜在的に感じている本当に「やりたいこと」が見つかるでしょう。

「やりたくないこと」はできるだけ多く書き出します。恐らく20~30個ほどで出し切ったとなる人が多いでしょうが、100個ほど書くつもりで絞りだしましょう。100個書こうと思えば、否応なしにものすごく考えることになります。それが自分の本心を見つけるために効果的な方法と言えます。

「やりたくないこと」を書き終えたら、次に「やりたいこと」を書いていきましょう。ここで「人生をトータルで考える」項目でお伝えしたバランスホイールに落とし込むのもおすすめ。「やりたくないこと」を明確化したことで見えてくるものがあるはずです。

7.経験者に話を聞く

働き方には色々な種類がありますが、それぞれの道へ進んだ経験者に話を聞くことは、モデルケースとして自分の未来像を描きやすくなるでしょう。

成功体験を聞くことはモチベーションに繋がるでしょうし、失敗談を聞くことで遠回りをせずに進めるかもしれません。

ミアビータでは、さまざまな働き方をしている約100名の専門家が登録されています。働き方や生き方をサポートし、一人ひとりに寄り添って伴走してくれるプロに悩みを相談してみましょう。

8.働き方を変える覚悟を決める

「今よりもっと理想的な働き方をしたい」と頭では考えていても、現状を変えることは容易ではありません。

しかし、理想の人生を過ごすためには行動に移す必要があり、行動を移すには覚悟を決めなくてはなりません。

働き方を変えることで、キャリアを中断せざるを得なかったり、お給料が大幅に下がってしまったりということもあるでしょう。もしかしたら失敗するかもしれないし、周りの目も気になるかもしれません。

それでも、その変化を恐れない強さこそが、次へのステップへと繋がるのです。

9.人間関係を変える

人は、自分の周りにいる人から多大な影響を受けるものです。また、人間関係によって日常の生活や悩みがガラリと変わります。

今あなたの周りにいる人を思い浮かべてください。ポジティブな思考を持っている人が多いでしょうか。それともネガティブ思考の人が多いですか?

もし、ネガティブな人が多いのであれば要注意。前述の通り、人は人間関係に影響され左右されやすいものです。新しいことにチャレンジしたいという時に、マイナスな感情に流されることは避けたいですね。

また、一緒にいて楽しくなかったり、苦痛を感じたりする場合も距離をおく方が良いでしょう。

人間関係はとても大切です。一緒にいて楽しい、尊敬できる、自分を理解してくれる人と付き合うことで、ストレスを感じることはありませんし、良い流れを作ることができるでしょう。

10.他人と比べない

「隣の芝生は青く見える」という言葉がありますが、他人の人生は自分の人生よりよく思えてしまうもの。特に、悩んでいる時や迷っている時に起こりえる感情かもしれません。

他人と比べてもメリットはありません。「なにくそ!」と頑張れるタイプの人もいるでしょうが、そうであったとしても、人と比べることにあまり意味はないでしょう。

「よそはよそ、うちはうち」と我が子に言っている人は多いのではないでしょうか。大人の私たちも同じです。

人それぞれ抱えているものやライフスタイルは違うもの。理想を追い求めるうえで、他人と比べるのではなく、今まで挙げてきたように自分自身を掘り下げることに時間を割きましょう。

まとめ 

ベストな働き方を見つけるためのポイントについてお伝えしました。

40代は人生の分岐点。

女性を取り巻く環境はまだまだ厳しいものではありますが、自分らしい人生をコーディネートするために、理想の働き方は欠かせません。働き方もどんどん多様化している時代です。スキルや経験を活かして、複業や起業をするのもおすすめ。


ミアビータには、起業家やフリーランスとして働いている経験豊富な専門家が数多く登録しています。個別サポートでは一人ひとりの悩みに寄り添い、具体的なアドバイスや一歩を踏み出す後押しをしていますので、理想の働き方への糸口を見つけるために、一度専門家に相談をしてみませんか。


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(文:月山 なつ)