- column
- 2024/04/18
キャリアに行き詰まりを感じたら?やるべき5つのこと
40代を目前にして、仕事にも慣れ、キャリアを積み重ねてきたはずなのに、なぜか自分に自信がない。心が満たされない。
そんなモヤモヤを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このままキャリアを継続していくことを想像したとき、不安や迷いを感じる方は、ぜひこの機会に「今までのキャリア」と「今の自分」を見つめ直してみてください。
本記事では、キャリアに行き詰まりを感じている方に、まずやって欲しい5つのことをご紹介しています。
実践することで、これから進むべき道が明確になっていきますよ。
- 1. 40代がキャリアに行き詰まりを感じる理由
- 1.1. 仕事のマンネリ化
- 1.2. ワークライフバランスの変化
- 1.3. 思い描いたキャリアとの差
- 1.4. 体力・気力の衰えから
- 2. 行き詰まりを感じたときにやってみて欲しいこと5つ
- 2.1. 1−同じ悩みを抱える仲間と話す
- 2.2. 2−先輩の話を聞く
- 2.3. 3−キャリアの棚卸し
- 2.4. 4−好きなこと・やってみたいことをリストアップ
- 2.5. 5−客観的に自己分析
- 3. 本当にキャリアチェンジする!?迷ったときに思い出して欲しいこと
- 3.1. とにかく行動する
- 3.2. 人と比較しない
- 4. まとめ
- 5. 人生を変える 「学び」 ×「交流」 × 「挑戦」 ができる3rdプレイス
40代がキャリアに行き詰まりを感じる理由
株式会社リクルートが行った調査(※1)によると、40代後半から60代前半の現在就業中の方のうち、90%以上が今後も働き続けたいと考えているそうです。
この調査結果から「キャリアは一生かけて積み上げていくもの」という価値観が広がっていることが伺えます。
しかし40代前後になると、今後も長く働き続けるからこそキャリアに悩み、行き詰まりを感じる方もいらっしゃいます。
そこで、キャリアに行き詰まりを感じる原因を4つ挙げてみました。
あなたにも当てはまるものがあるかもしれません。
そういった場合、前向きにキャリアチェンジを考えるのも、ひとつの手です。
※1参照:リクルート 「40代後半〜60代前半の働く価値観調査」https://www.recruit.co.jp/sustainability/iction/pdf/middlesenior2020_106_report.pdf
仕事のマンネリ化
ルーチン化した業務内容にモヤモヤを感じるパターンです。
40代前後といえば、仕事にも慣れてくるころ。
慣れることで、同じ業務の繰り返しが退屈で、物足りなく感じることも少なくありません。
しかしそういった気持ちの裏側に、成長意欲や向上心が隠れている場合も。
そんな気持ちを前向きに捉え、キャリアチェンジを検討してみるといいかもしれません。
ワークライフバランスの変化
子どもを持つことで、仕事と育児のバランスに悩む方も多く見られます。
40代前後では、まだまだ手のかかる小さな子どもをお持ちの方も多いでしょう。
子どもがある程度大きくなるまでは、急な体調不良などにより、仕事を休まざるを得ない日が多くなってしまうことも。
子供の看護休暇の取得が法律で定められているものの、仕事ができない日が続くと、焦りや罪悪感を抱いてしまう方も少なくないようです。
近くに両親などの頼れる人がいない場合は特に、ワークライフバランスに悩む方が多い傾向があります。
仕方がないことではあるものの、子育てをキッカケに、キャリアに行き詰まりを感じる方が多いのが実情です。
思い描いたキャリアとの差
自分の思い描くキャリアと現実の差から、行き詰まりを感じることもあります。
40代前後になると、同期入社した社員との差や、自分が思い描いていたキャリア像と現実の差を感じることも少なくありません。
その差を大きく感じるほど、このままキャリアを積み重ねて良いものかと、思い悩むことが増えてしまいます。
会社に自分の希望を伝えることも一つの方法です。違う部署への異動など希望が叶う可能性もあるでしょう。
それでも、自分の中で折り合いがつく回答が得られない場合は、新しい道を模索するキッカケになるかもしれません。
体力・気力の衰えから
忙しい毎日の連続に、体力と気力が追いつかなくなることが、行き詰まりの原因になることも。
会社での業務や通勤のストレス、そして学校や保育園関連の対応、さらには家事まで…
やらなければならないことが多すぎて、日々「何かに追われている」と感じる方も多いのではないでしょうか。
これまで、やっとの思いで乗り越えてきた方も多いと思います。
しかし40代にさしかかり、体力的にキツく感じたり、増え続けるタスクをこなす気力が湧いてこなくなることも。
とはいえ、子どもや家族関係のタスクを手放すことは、難しい場合が多いのが実情です。
働き方を変えることを考えたり、今後のキャリアを見直したりするタイミングになりやすいと言えるでしょう。
行き詰まりを感じたときにやってみて欲しいこと5つ
キャリアに行き詰まりを感じたとしても、今後の見通しが立たないまま、今の仕事を手放すのは不安な気持ちになりますよね。
なので、まずは今後のキャリアの方向性を考える時間を作るのをおすすめします。
ここからは「今までのキャリア」と「今の自分」に向き合うために、試してほしい5つのことをご紹介します。
いきなり大きく動く必要はありません。
スモールステップを積み重ねて、キャリアの行き詰まりを解消していきましょう。
1−同じ悩みを抱える仲間と話す
同じ悩みを持つ人と、話しをする機会を作ってみてください。
一人で悶々と考えていると、自分の本心や悩みの根本がわからなくなるものです。
自分の抱える問題が相手にわかりやすく伝わるよう、噛み砕いて言葉にしていくことで、自分の悩みや考えを整理することができます。
また、自分が話すだけではなく、同じ悩みを持つ人の話をじっくり聞くのもおすすめです。
人と自分の考え方の違いを知ることで、自分が大切にしていることや、価値観を明確にすることができますよ。
なので、まずは同じ悩みを抱える人と対話で、悩みの根本を知ることから始めてみてくださいね。
2−先輩の話を聞く
以前自分と同じような悩みを持っていた先輩の話を聞いてみましょう。
同じようにキャリアに行き詰まりを感じたことがある方は、どのように問題と向き合い、解決してきたのでしょうか。
自分の数歩先を行く先輩の話から、問題を解決するためのヒントや、新しい気付きが得られるでしょう。
一人で悩んでいると、自分のなかの「当たり前」に縛られ、悩みが迷宮入りしてしまうことも。
そうならないためにも、同じ悩みと向き合ってきた人の話を聞くなどして、選択肢を増やすよう意識してみてください。
3−キャリアの棚卸し
学生時代から今までに経験してきたことや、身につけてきた知識を事細かに書き出してみましょう。
今日までの経験やキャリアを可視化することで、自分の得意なことや、モチベーションの根源などを改めて知ることができます。
また、書き出したものを、キャリアカウンセラーなどの専門家に見てもらうのもオススメです。
自分では自覚していない、強みや特徴を知ることができますよ。
自分の武器になるものがわかると、今後のキャリアを想像しやすくなります。
ぜひ、キャリアの棚卸しをやってみてくださいね。
4−好きなこと・やってみたいことをリストアップ
好きなこと、やってみたいことを書き出し、それを仕事につなげることも考えてみましょう。
キャリアチェンジを通して、自分の興味があることを仕事につなげられたら嬉しいですよね。
仕事に対するモチベーションが上がり、自分自身が成長する原動力につながるからです。
また、起業を検討している人は、ファーストステップとして自分の好きなことと、世の中のニーズが交わるポイントを探る必要があります。
なので、まずは想像しただけでワクワクするような、好きなこと、やってみたいことを書き出してみましょう。
ポイントは現実的かどうかは考えないこと。
思いつくことを自由に書き出して、今まで身につけてきたものとの掛け合わせながら、今後のキャリアを想像してみてください。
5−客観的に自己分析
ツールを使った自己分析もオススメです。
診断ツールを使うと、いくつかの質問に回答するだけで、客観的に見た自分の素質を知ることができます。
しかも分析結果をわかりやすく解説してくれるので、自分に合った働き方を具体的にイメージすることができます。
最近では
・クリフトンストレングス(ストレングスファインダー)
・ウェルスダイナミクス
・16personalities(MBTI診断)
など、精度の高い性格診断があります。
自分の素質が気になる方は、ぜひ性格診断を受けてみてくださいね。
そして診断結果をもとに、自分の力を発揮しやすい職種や働き方を模索してみてはいかがでしょうか。
本当にキャリアチェンジする!?迷ったときに思い出して欲しいこと
人間には「現状維持バイアス」といって、現状を変えることに戸惑いを感じやすい性質があります。
なので、転職や起業を前向きに考えていたとしても、急に不安になり動けなくなることも珍しくありません。
ここからは、そんな状況に陥ったときに心がけて欲しい2つのことをご紹介します。
とにかく行動する
動きを止めず、本記事でご紹介したことなどを参考に、行動し続けてください。
自分とキャリアに向き合い続けることで、新しい気づきをたくさん得られます。
キャリアチェンジするにしても、今のキャリアを続けるにしても、行動したことで得たものは必ず今後に活かしていけるでしょう。
焦る必要はありませんが、行動を止めず、進み続けてくださいね。
人と比較しない
なかなか思うようにキャリアチェンジが進まないとき、トントン拍子に進んでいる人を見ると、焦りを感じるかもしれません。
しかし、その人と自分を比較する必要はありません。
大切なのは、自分が納得できるこれからのキャリアを見つけることです。
自分のペースで進んでいってくださいね。
まとめ
キャリアに行き詰まりを感じるときは、「今までのキャリア」と「今の自分」と向き合ってみてください。
この2つを紐解いていくことで、今後進むべきキャリア像がより明確になりますよ。
ただ、なかなか一人だと
キャリアと向き合うのが難しい。
自分のことは後回しにしがち…
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(文:広岡愛子)