- column
- 2024/05/16
40代で自分に自信がない原因と抜け出す行動のヒント
毎日すきま時間に眺めるSNSでは、同世代の女性達が好きなことを仕事にしてキラキラ輝いている姿を目にする。
「自分もこんな風だったら。」と思う反面、
「でも自分には無理。特別なものは何も持っていないし。」と感じることはないですか?
40代は人生の折り返し地点で、これからのキャリアにモヤモヤしたり、子育てをしている女性の中にはさまざまな壁にぶつかっている方も多いのではないでしょうか。新しいことにチャレンジしたいと思った時に、背中を押してくれるのが”自信”です。
でも「自分に自信がある!」と言える人は決して多くはありません。
自分に自信がないと感じる心理には、何が影響しているのでしょうか。
この記事では、自信のなさの原因や、自信のなさを抜け出すためのヒントについてお届けします。
40代で自分に自信がない原因とは?
40代の女性は子育てや仕事に追われるなかで、体力が無くなってきたなと感じたり、加齢による外見の変化もあらわれる時期。自信をなくす要因は人によってさまざまです。
ここでは、自信のなさの原因には何があるのか見ていきましょう。
人との比較
自信がなくなる原因の多くは、人との比較から生まれている可能性があります。
スマホを手にとれば、つい見てしまうSNS。簡単に他人の生活ぶりが垣間見れてしまいますよね。また、その比較対象が広範囲になりがちです。
どうやったら仕事をしながら家族には完璧なお料理を作り、自身もきれいでオシャレで、女性として輝いていられるのだろう?と思わずにはいられないようなキラキラした投稿が溢れています。
このような情報に日々さらされていると、自分にはないもの、出来ていない部分にばかり目がいきがちになってしまいますよね。
自分の足りない部分にばかり焦点が当てられている状態では、なかなか自分を認めることができません。気が付くと、なんとなく自分に自信が持てない状態におちいっていた、ということはありませんか。
脳の性質 ネガティブ・バイアス
自信のなさには、脳の性質が関係しているともいわれています。
人は一日に6万もの思考をし、そのうちの8割はネガティブなものだそうです。
そのため、ネガティブなことに心を引っ張られがちになるのです。(ネガティブ・バイアス)
過去の失敗がなかなか忘れられずに苦しい思いをする、という方もいるでしょう。過去のできなかった経験や失敗は、ネガティブ・バイアスによって強く記憶に刻まれるので、無理もありませんよね。
逆に、成功したり褒められたりした経験は忘れてしまうし、軽視されてしまうのだそうです。
当然ですが、年齢を重ねるほど、失敗や嫌な経験も増えていきます。
その結果、どんどんダメな自分が出来上がり、ネガティブ思考へと陥ってしまいます。
「自分には大したキャリアがない気がする」と自分を過小評価しがちになるのも、そうした脳の性質が少なからず影響しているのではないでしょうか。
自分のことを過小評価していると、せっかく良くできたことも「運が良かっただけ」「周りのおかげ」などと外側に原因を見出しがちになり、自分の自信につながりません。
完璧主義
自信がない人は、完璧主義が原因になっていることも考えられます。
完璧主義とは、100点以外は認めない、という考え方です。
「もっと頑張らなきゃ」「まだまだ・・」
と思いがちな人は要注意かもしれません。
完璧主義でいると、大抵のことは「失敗」と捉えてしまいます。
なぜなら、99点ではダメだと決めつけているからです。
そうすると失敗経験が蓄積され、やる前から「また失敗する」「どうせダメだ」と思うようになっていき、自信が持てなくなってしまいます。
また完璧でいるために、”挑戦することをやめてしまう”弊害も生じます。
自分の個性や才能を活かせない環境に身を置いている
自分を活かせる環境にいるかどうかは、自分に自信を持つための重要な要素のひとつではないでしょうか。
たとえば、今の仕事はどうでしょう。
「若い頃に取った資格を活かして仕事をしている。でも仕事にやりがいや楽しさを感じられない自分がいる。このまま今のキャリアを続けていても良いのだろうか…」
こんなモヤモヤを抱える人もいるかもしれません。
リソースをかければかけるほど、「もったいない」が出てきてやめられなくなることを、行動経済学の用語でコンコルド効果と呼ぶそうです。
お金と時間をかけて取った資格のおかげで今仕事ができている。でも資格があるが故に、そこにかけた時間や労力やお金がもったいなくて、何かが自分に合わないと感じていながらもキャリアを変えられないでいる。
本来の自分を活かせないまま働いていると、いつまでも自分のキャリアに自信が持てません。
そんなときは、自分のこれからのキャリアや働き方を考え直すタイミングなのかもしれません。
「自分に自信がない」から抜け出すには
自分に自信がない人は、行動することで「できる自分」を作ることができます。
”自分にもできた”という経験をたくさん積めば、自信は作れます。
ここでは、行動できない自分を変え、自信をつけるために今日からできる行動のヒントをご紹介します。
”できない”を見直す
自信がない人が口癖になりがちな「自分にはムリ」「できない」という言葉が頭に浮かんだら、次の4つに当てはまっていないか、自分に問いかけてみてください。
・やったことがない
・やり方を知らない
・教えてもらっていない
・慣れていない
”自分にはできない=能力的にできない”と捉えてしまいますが、そうではないと気が付くかもしれません。
上の4つのどれかに当てはまるなら、それを補う行動をすればいいだけです。
「やったことがない」なら、「まずはやってみればいい」という風に考えられますね。
他の3つに関しても「学べばいい」「誰か知っている人に聞けばいい」「繰り返しやればいい」と、対処法がみえてきます。
「自分には出来ない」と、行動する前からあきらめるパターンを減らしていきましょう。
小さな目標を達成する
自分に自信のない人は、何か目標を立ててください。
自分で目標を決めて、それをクリアした時に得られる達成感は、自己肯定感を高めます。
目標と言うと、すごいことを目指さなければと思うかもしれませんが、ここではできるだけ小さくて確実に達成できるものを目標にします。
数多く達成する経験を積むことで、‘自分にもできる‘という成功体験が増えていきます。
たとえば
・朝のうちにお風呂掃除をする
・毎日近所をウォーキングする
でも良いのです。
ここで大事なのが”見える化”すること。
手帳にその日の目標を書き出し、一日の終わりにできたものにチェックを入れるなど、成果を見える化することで達成した実感を高められます。
このように毎日小さな達成感を味わうことで、自信を深め、自分で自分のことを認められるようになっていきます。
適度なストレスをかける
自信をつけるためには、毎日適度なストレスをかけることが有効です。
ストレスを自力で乗りこえる経験が達成感を生み、自信につながります。
ストレスは何によって生み出されると思いますか?
人にとって、ストレスとは『変化すること』なのだそうです。
いつものお店で違うメニューを頼む
いつもと違うカフェに入ってみる
いつも通っている道と違う道を歩く
このようなちょっとした変化を取り入れるだけでOKです。
自信のない人は、毎日新しいことをちょっとだけ取り入れることを心がけてみてください。
自分の持っているものを活かす
自信のない人は、ぜひ自分がすでに持っているものにフォーカスしてください。
たとえば過去の成功経験。
ネガティブ・バイアスにより、失敗した経験ばかりに目が行きがちになりますが、それと同じくらい成功した経験があるはずです。
ノートなどに書き出して見える化してみると、新たなキャリアにつながるヒントも得られるでしょう
たとえば外見。
何かと年齢による外見の悩みが現れ始める40代のモヤモヤも、ないものねだりではなく、自分の持っているものに目をむけてそれを生かすことでポジティブにいられると良いですよね。
最近は骨格診断やカラー診断などのイメージコンサルティングや、プロのメイクアップアーティストにメイクレッスンを受けられるサービスも増えてきています。
キャリアも外見も、困った時はプロに頼るのも、自分の魅力を最大限に活かして自信をつける有効な方法と言えそうです。
まとめ
40代で自信がない人の原因と、抜け出すヒントについてお伝えしてきました。
自信は行動することによってのみ得ることができます。さらに40代からの自信は、自分という個性を最大限に輝かすことが鍵になってきます。
キャリアに迷う場合は、複業や起業も選択肢に入れるとより自分を活かす道が見つかりやすくなりますよ!
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(文:大塚 麻美)