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2021/07/10

また働きたいを叶える!お仕事再開に向けてやっておきたいこと3選

育児をきっかけに仕事を辞めたけれど、子どもが大きくなりまた働きたいという思いを抱いている方も中にはいるのではないでしょうか。とはいえ、ブランクがあるなどといった不安があり、なかなか前身できないということもあるかもしれません。


そこで、今回は仕事再開に向けてやっておきたいこと3選についてご紹介していきます。

また働きたい母親が増えている

韓国の大ヒット映画『82年生まれ、キム・ジヨン』のストーリーにもありましたが、かつて、私たち親世代は、子どもが産まれたら仕事を辞めて、家庭に入るという生き方がスタンダードでした。


しかし、近年はそんな流れが変化してきています。その理由として挙げられるのが、働き方の多様化と国の女性活躍推です。一度、子育てで離職した母親も働きやすい環境が以前よりも整備されてきたという時代背景や、SNSの普及、コロナによって在宅ワークが一般的になったことで、「また働きたい」という母親が増えています。


株式会社ネオキャリアとコネヒト株式会社が共同で行った「ママ採用における企業とママの意識調査」(2020年7月)では、働いていない母親のうち74.5%が「働きたい」という意欲を示しています。

参考サイト
コロナ禍における「企業の採用意欲」と「ママの就労意欲」の比較調査を実施|株式会社ネオキャリアのプレスリリース


「働きたい」という理由(抜粋)に関しては、「金銭的な不安を解消」「人との繋がりを持ちたい。仕事が好きだから」などとなっています。



また、内閣府男女共同参画局の「令和2年版男女共同参画白書 概要版」のデータでもわかるように、共働き世帯数が右肩上がりであり、働く女性の数が増えていることがわかります。


では、次の項では、また働きたいという母親が、「働く」を実現するにはどうしたらよいかについてご紹介していきましょう。

①今日のワーママ事情を知る

2000年以降は、情報化社会が加速しており、スマートフォンの普及といったネット事情も著しく変化するとともに、ワーママ事情も変わっています。実際に子どもを産み、育休を経て仕事を続けるという母親も増加。そして、コロナ禍によって、リモートワークの推進などで多様な働き方へとシフトしています。


このような時代の流れもあり、日頃から働き方に関するニュースをチェックしましょう。ワーママ事情がどのようになっているかを知り、今の自分でできることと、再就職までにできるようにしたことを洗い出しておくことをおすすめします。


参考までに、最近人気のワーママの職種のなかで注目されているのが、インサイドセールスです。インサイドセールスは、外に出なくても電話とメールでのアプローチをして営業する仕事ですが、パソコンとWi-Fiがあれば基本的に自宅で完結できます。歴史の浅い仕事であることと、これまでの培ったコミュニケーション能力を発揮できる仕事なので、セールスの経験の有無問わずコミュニケーションスキルに長けている方にはおすすめの仕事といえるでしょう。

②専業主婦時代に取り組んだ活動を振り返る

一度、子育てに専念した母親が心配することでよく挙げられるのが、ブランクです。ブランクが10年くらいになると、働きたいという意欲よりも、「採用してもらえるか…」という不安が強くなるというケースもあるようです。

このような場合にオススメしたいのが、専業主婦の期間で取り組んだ活動を洗い出してみることです。

例えば、園や学校のPTAやボランティア活動をしていたなら、「子育てをしながら○年間、○○のポジションとして活動し、地域に貢献しました」といったように、応募書類や採用面接の際に伝えることで職務経歴はなくても、ブランクを払拭するアピールポイントとして活かせることができます。


また、家事や育児によって時間の使い方や段取りが上手くなった、コミュニケーションスキルがアップしたなど「時短」「効率化」などのキーワードで仕事に活かせることをアピールしても良いでしょう。とくに採用担当者が子育て世代という方ならそのエピソードに共感してもらえる見込みがあります。

それ以外にも、何らかの通信教育を受けて、Webデザインなどの新しいスキルを習得した、資格にチャレンジし取得したというエピソードがあれば、ブランクがあるけど、意識が高い印象を与えることができるかもしれません。

③持続可能な仕事につきたいなら専門家へ相談してみる

コロナ禍で先行きがわからないから、安心して末永く働きたいという母親は少なからずいるのは事実です。とはいえ、自分で情報を集めて、再就職の対策を進めるのは、不安になってしまうこともあります。


そんな時にオススメしたいのが、子育て世代の再就職に知見のある専門家のサポートを検討してみることです。それによって、専門家ならではの的確なアドバイスも受けられ、自分では気付かなかった強みや経験、アピールポイントなどに気付けるというメリットも。一歩踏み出したいけど、なかなか踏み出せない、何から始めたらいいのかわからない、といった方が遠回りせずに「働きたい」を実現させることができるでしょう。


40代から人生を変える専門家による支援サイトミアビータでは、また働きたい母親が持続可能な働き方ができるよう、自己分析やライフキャリアの形成、起業・副業などについて相談できる専門家の個別相談も行っています。

また働きたいけどブランクが空いていて不安、再就職したいけど何をしたら良いかわからないという方は、ぜひ専門家に相談して「また働きたい」を叶える一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。


記事/小田るみ子

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