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2022/03/30

40代で転職できる?キャリアチェンジに備える方法は?

「40代だからもう転職は無理かも」
「40代から新しいことをはじめるのが不安」

40代の転職に不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。しかし、20~30代に得た知識やスキルを生かして、さらに収入アップやキャリアアップを目指せるかもしれません。

転職する前には、自分とよく向き合うことや転職に関してメリット・デメリットをよく理解することが大切だといえます。
この記事では、40代の転職するメリット・デメリット、キャリアチェンジに備える方法について説明します。

なぜ転職がしたいのか明確にする。

転職活動を始める前に、今の働き方の何が嫌なのか、不満なのかを明確にしましょう。嫌なことを変えなければ、転職しても同じような不満がでてきてしまうからです。

今、在籍している会社に相談すれば解決する可能性もあるので、一度上司に打診してみてもいいかもしれません。それでも自分が納得いかなければ転職を考えましょう。

▪️仕事の内容が嫌だ

自分の得意が生かしきれていない、人手不足で残業が多いなどという理由で「仕事の内容が嫌だ」と感じることもあるでしょう。接客が得意なのに事務処理ばかり、ルーティン業務ばかりでスキルが身に付いていない、残業が多くてプライベートの時間がないなどです。

ただし、問題の本質を見抜くのが転職では非常に大切です。例えば、営業が嫌になり転職を考えるケース。この場合、お客さんとの交渉が嫌なのか、成績不振で上司にキツくあたられるのが嫌なのかでは全然違います。厳しい上司の対応が嫌で営業から事務職へ転職したら、ルーティン業務が物足りないと感じることもあるでしょう。逃げるかのように間違った選択をすると、せっかく積み上げたキャリアを台無しにする可能性もあるので注意してください。

▪️人間関係がうまくいかない

人間関係のトラブルで仕事が円滑に進まない、自分の立場が不利になっていく場合です。誰にでも人間関係の悩みはありますが、あまり我慢しすぎてしまうとメンタルが壊れてしまいます。会社や業務内容に不満がないのであれば、上司に相談するのも一つです。環境改善のために配置転換などをしてくれる可能性もあります。それでも改善が難しいのであれば転職を考えてもいいでしょう。

▪️自分のライフスタイルの変化による心境の変化

結婚・出産で今の仕事を続けることが難しいなと感じた時や何か勉強をして資格を取りたい、興味があることをしたいから仕事をセーブしたい時も転職が頭をよぎるでしょう。

女性は「自分さえ我慢すればなんとかなる」と考えがちですが、無理を続けると確実につらくなります。家庭とのバランスが崩れはじめてきた、新しいことに興味がでてきたという時は、一度転職という形でリセットしてもいいかもしれません。

40代転職のメリット

ここでは、40代で転職するメリットについて説明します。

①スキルや経歴が生かせる

40代は、20代~30代に比べて経験が豊富なので、壁にぶち当たっても解決する策を持っています。また、社会人のマナーも身につけているので即戦力として活躍できる可能性が高いです。

②スキルや経歴が活かして高収入を得られる

スキルや経験を活かせれば、転職によりキャリアアップも可能です。今までのポジションより良いポストにつき、高収入が得られるようになることもあるでしょう。

また、転職と聞くと会社員として転職するイメージがあるかもしれませんが、他にも選択肢はあります。例えば、スキルや経歴を活かして起業することもできるでしょう。具体的には下記の内容が考えられます。

・オンラインサロンを運営する
・コンサルタントとして起業する
・講師として活躍する
・物販をする
・ハンドメイド作家になる

今までの経験やスキルを活かせば、会社員並みかそれ以上の収入を得ることもできます。

③人手不足を解消できる

介護や保育の現場は常に人手不足なので重宝されます。そのため、社会貢献のためにこのような転職を選べば、やりがいを感じることもできるでしょう。それまでの会社員経験を活かした効率化などのノウハウを提案もできるかもしれません。

40代転職のデメリット

40代で転職するデメリットについても説明します。

①求人が少ない

一般的に転職の求人は20~30代前半までが多いです。会社としても、年齢が高い人を雇うと人件費がかかるので、40代の採用は慎重になります。そのため、40代を対象とした求人は少ないです。

②体力の限界

20代や30代に比べて確実に体力は低下しているのは事実です。フルタイム勤務が難しそうなら短時間でも成果を出せるような職種にするのもいいでしょう。

③年下が上司や同期になる

自分よりも年下の人が上司になり仕事をしていかないといけない可能性もあります。年を気にせずに指示を聞けるかどうか、年下の人と同期となり仲良くできるかも大切です。

また、40代になると周りからはできて当然だと思われがちなので、新人よりも指導が少ない場合があります。自分から教えてもらえるようにアクションを起こす必要があります。

キャリアチェンジに備える方法

転職のメリット・デメリットを理解した上でキャリアチェンジに備えていきましょう。

▪️今までのキャリアの棚卸し

どんな資格を持っているのか、どんなスキルを身に着けているのか把握しておきましょう。転職の面談や履歴書などの書類でアピールできるからです。自分では当たり前だと思っていても、外部の評価は意外と高いということもあります。自分のキャリアを新卒時代から振り返り、得意なこと、身に着けた知識などを一つ一つ書き出してみてください。

▪️ロールモデルを探す

40代女性は、ロールモデルが少ないのも悩みだと思います。そのため、40代で転職に成功している人や理想の働き方をしている人を探しておきましょう。知り合いでもSNS上でも探せるツールはあります。

転職は、一人だとモチベーションが下がる可能性があります。成功した秘訣や苦労、悩みの解決方法を聞いて自分のキャリアの参考にして、どんな道を選べばいいのかのヒントを得ましょう。

▪️できることできないことを見極める

すべて理想どおりの転職になればいいですが、実際には妥協しないといけないこともでてくるでしょう。例えば、家族との時間を重視したいのであれば、収入ダウンは我慢しないといけないかもしれません。自分にとって絶対譲れないことと我慢できることを決めておくと、転職活動はしやすくなります。

▪️目標・目的・手段が明確になっているか

目標は、期限付きにすると「やらなければいけない」という良いプレッシャーとなり効果が出やすいです。目的や手段も考えておきましょう。

例えば

目標:3年後の春に夫の収入を超える
目的:夫に何かあった時に子供たちを扶養する為
手段:今より高い報酬を得られるように、収入のキャップがある会社員を卒業して起業する

▪️収入のダウンに備える

転職後に収入ダウンする可能性があるのであれば、あらかじめ生活コストを落としておくのもおすすめです。例えば、家賃などの固定費は、一度落とせば何も努力することなく節約できますし、金額が大きいので節約効果が大きいといえます。スマホを格安SIMに変えるのもおすすめです。

また、転職先を決める前に仕事を辞めるのであれば、すぐに仕事が決まらなくても、半年~1年間は無職で生活できる貯蓄、もし病気になっても暮らしていける蓄えがあると安心です。

貯蓄するのが難しいならば、複業という形で会社員時代から次の仕事をはじめてしまうのもいいでしょう。そうすれば、収入がゼロになることなくキャリアチェンジが可能です。

まとめ

40代で転職をする際には、在籍している職場がなぜ自分に不向きなのか、何が不満なのかを明確にしましょう。そこをはっきりさせておかないと、転職しても満足する結果を得られないからです。

経験豊富な40代ならば、自分の能力やスキルを活かして、収入アップやキャリアアップできるかもしれません。また、家族との時間や自分の時間を優先させるための転職もいいでしょう。

また、近年、自分の経験やスキルを活かして起業する女性が増えています。会社員だけではなく起業・複業という形で転職する選択肢も考えてみてください。

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(文:水野尚子)


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